樹木葬なら土に帰る自然な埋葬方法を選びたい

土に帰る樹木葬と帰らない樹木葬のイラスト

両親のお墓をさがしている時、樹木葬をはじめて知りました。

両親のお墓さがしの話は
↓こちらからどうぞ。

 
樹木葬の写真は、木の根元にプレートが並び、周りには花も咲き、普通のお墓よりかなりきれいな景観です。

いろんなチラシやネットを見ていても樹木葬のページは自然が溢れた感じでお墓のあの暗い雰囲気が感じられないのです。

すごくきれい!私はこんなお墓がいい!

と思いました。

その時、調べれば調べるほど樹木葬が魅力的に感じていきました。

私がいいと思った点を紹介していきたいと思います。

亡くなってからも樹木を育てる手伝いができる

普通のお墓はカロートと呼ばれる部分に遺骨を入れます。

私は関西なので、骨壷から遺骨を出し、サラシのような布に入れ直して両親をカロートに入れました。

骨壷のままの地方もあるそうです。

カロートの中で遺骨は土に帰ります。

とその時言われたのですが、カロートは暗く狭い場所です。

樹木葬の場合も骨壷のまま入れ、後で取り出して合祀するパターンもありますが、多くは木の下で土に戻り自然を育てるというコンセプトになっています。

墓石の代わりに樹木が墓標となり、その木は亡き人の一部で育っていきます。

亡くなってからも自然を育てることができるなんて素敵だなと思いました。

遺骨袋と樹木のイラスト

一代限り、または夫婦のみのお墓なのでスッキリ

基本、樹木葬は一代限り、もしくは夫婦だけのもの。

私は息子たちを煩わせたくありませんし、もし息子たちが結婚してお嫁さんがいたとしてもお嫁さんと一緒に入りたいとも思えません。

別に好き嫌いとかではなく、一人か夫がいいなら夫と二人がいい。

今もそうです。

比較的一人が好き。夫といるのは好き。

その他友人たちと一緒も楽しいですが、お墓は二人だけがいいです。

この一代限りというお墓は後腐れがなくスッキリした気分でいけそうです。

墓じまいの心配がない

樹木葬は墓じまいも大抵がセットになっています。

*——-
木の根本に埋葬
  ↓
契約年数眠る(13年や33年など)
  ↓
合祀(根本の土・遺骨あたりを取り出しまとめて祀る)
*——-

上記のようなパターンが多いと思われます。

もちろん、骨壷のまま木の根元に安置し契約年数後その骨壷を取り出して合祀や、そのほかのコースもあると思います。

ただ、こちらをデメリットと感じる方もいらっしゃいます。

故人のお墓が亡くなってしまうのは嫌。
契約年数以降に個人的なお墓参りができないじゃないか

となる場合も考えられます。

そんな場合なら、樹木葬も年数が決まっていない霊園もあるようなので詳しく調べてみて下さい。

また自宅墓(遺骨の一部をミニ骨壷に入れ、自宅にお墓を作る。)の併用もいいと思います。

私は自宅墓が一番いいと思っているので詳しく調べて記事にしました。
↓こちらです。

■いろんな自宅墓の説明
二種類の自宅墓の絵 

*–追記2018.07.18
今は自宅墓がいいとは思えなくなりました。
その理由についても上の記事の中で述べています。
–追記以上

 
両親のお墓を立てる際に、かなり高価だったので、墓石というものは必要なのか?と私は疑問に思いその時、自宅墓を知りました。

樹木葬は散骨ではなくきちんとしたお墓

私はお墓を立てたくないという結論に達しましたが、そうすると親族が自由にお墓参りできないことになってしまいます。

その点樹木葬は墓石のようなプレートがありどなたでもお墓参りはできます。

ただお供えやお線香、ろうそくなどは禁止のところが多いそうです。

最近増えている自然への散骨ですが、こちらも他人の敷地に散骨することはできません。

だから公海などへ船で遠くまで散骨しに行き、遺骨を埋葬するお墓はなしということになります。

樹木葬は散骨ではなく霊園と認められた場所への埋葬です。

その点で散骨より親族の合意なども得られやすいと思います。

ただし、散骨される方でも、少しの遺骨を残し自宅にお墓などを作ることも最近ではあるそうです。

私もお墓(霊園に墓石という意味)は必要なの?と両親のお墓探しの時思うようになりました。

そして世界や歴史的な観点から墓石についても調べました。

世界には墓石を持たない国も世界には少なからずあります。

遊牧民のモンゴル、ヒンドゥー教のインド人、あの仏教国タイも墓石はありません。

↓そんなことを調べていたら霊園にお墓はいらないのでは?と思い、記事を書きました。

↓こちらです。

日本の葬儀・お墓は世界中の中でも突出して費用がかかっています。

桁が違う!

葬儀会社・墓石・霊園・お寺に踊らされている気がしてなりません。

ですが樹木葬は比較的安価なお墓で、どの宗派も受け入れてくれる寛容な埋葬方法です。

最後に樹木葬のメリット・デメリットをまとめていきたいと思います。

メリット・デメリット

一般的な樹木葬をとった場合です。

メリット

●安い

●きれい(主観です)

●墓の維持が楽

●エコ(自然回帰という意味で)

デメリット

●いずれ墓がなくなる

●子供がまた墓をどうするか考えなければいけない。

●親族が反対するかも。

●骨を取り出すことができなくなる

●近所には少ないかも

*—などでしょうか。

最近では取り扱う霊園も増えていますよ。

↓大手のお墓探しサイトなら【樹木葬】で霊園を検索することができます。

 

 

大手2社です。

かぶっていない霊園もあるので2つとも検索をかけてみるといいと思います。

そして最低でも2社ぐらいは問い合わせて、比較してみて下さい。

プラン、価格など結構違っていますよ。

私は生きているときに自分のお墓を決めたいと思っています。

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普通のお墓以外の選択
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