中学の不登校(後半~高校選択)

前回は中期で、中2の1学期から始まった次男の不登校が中3の1学期でどうなったかについて書きましたがその後です。

中3の一大イベント修学旅行は?

次男は飛行機に乗ったことがありません。

ですから飛行機に乗りたいがために修学旅行には行きたそうでした。

でも学校は中3になっても結局最初の2日間行ったきり不登校は続行中。

このまま行かないのかなと思ったら修学旅行の数日前から学校へ行き始めました。

給食はみんなとワイワイなんて無理。

でも行きたい。

一人では行くのが大変だったのでしょう。同じく不登校している友人を誘って行きました。修学旅行の数日だけ行きました。

給食は食べずに早退ですが…。

中の良かった友達も中2の3学期から不登校に

次男の仲が良かった友人(以後A君)も中3の3学期から不登校になってしまいました。

次男は

A君が同じクラスなら喋る人がいるから学校へ行けるかもしれない

と言ったので、先生方の配慮でA君とは同じクラスになりましたが、肝心のA君も不登校で学校に来ません

まだ不登校初期なのでかなりしんどいでしょう。

そのA君も修学旅行には行きたかったようで、二人して頑張って修学旅行前の数日だけ行きました。

修学旅行は行ったけど…

修学旅行には行きましたが、帰ってきたら文句ばっかりでした。

聞いてたら腹が立つほどのわがままっぷりです。

自己中心的な思考回路で、自分はああしたかったのにみんなの意見でああなった

面白くなかった、行かなければよかった。

こんなふうにずっと言い続けます。

そもそも思考回路が次男は歪んでいます。被害妄想です。

例えばアニメを見るのが好きで「オタク」と言われたら、もうだめ。

すごく非難されてるような気がするようです。

そしてイライラして他人にキレ気味になる。

もともととてもキレやすい性格です。

あの、あおり運転して捕まった有名なあの方の弱い版。

些細なやり取りで全部自分の思い通りじゃないことは気に入らない。

認知の歪み、と検索すると出てくると思いますがまさにそれです。

高1の今もまだ少しマシになってますが歪んでます。

それから以降教室へは入らなくなった

修学旅行以降、教室へは入っていません。

みんなの視線にイライラするようです。

クラスメイト見てたら全員にイラつく、と言ってます。

家に居てもゲームで負けて壁を殴って穴を開けたり、机を殴ってヒビを入れたりはしていますが、不登校初期の中2の頃に比べると随分と頻度が少ないです。

ブチギレモードは1-2週間に一度程度に。

中3秋から高校の選択について

大阪です。内申点がないので公立高校はほぼ無理です。

でももし全日制の高校を受験し合格したとしても次男は到底通えるとは思えません。

まず親である私達夫婦が調べ始めました。

通信制高校は面接だけが大半

不登校の進学先といえばまずは通信制高校になります。

通わずに高校卒業資格がとれる。

大半が入試もなく、面接のみ。

小学校から不登校でも大丈夫です。

主要都市では合同説明会が年数回開催されています。

そちらに親だけで出席しました。

かなりの人数でした。子供はあまりいません。

通信制高校でも通学コースが大抵あります。

ですので最初は週1→高校2年から週3というように、通学日数を増やしていく方も多いようです。

先程のA君はこの通信制高校で通学コース週1から始まり、週3にこの夏ぐらいから変更したそうです。(現在まだ高1)

通えているのかどうかはわかりませんが…。

かなり通信制高校は増えていますが、大学に積極的に行く進学校タイプの通信制高校もあります。

大阪では天王寺学館がそれに当たるのでしょう。またN高校なども進学コースがあります。

ただ、通信制高校の通学が少ないコースで大学に進学した場合中退が多いとも聞きました。

大学進学を希望する場合、通信制なら週5コースがあり、それに通えることを同時に目指すといいと思います。

あと、通信制高校はかなり高額なところが多いです。

費用については各都道府県で違ってきますが、特に通学コースは、かなりの高額です。

長男は有名な富裕層が多い全日制中高一貫校へ通っていたいましたが、そこの授業料よりも高くなっていました。

奨学金を申請することもできると思うので、通信制高校は各高校の授業料、補助についてなどしっかり調べてくださいね。

通学しないコースは安いです。が、社会復帰のことを思うと週一でもいい、通えるコースを目指すほうがやっぱりいいと思います。

定時制は定員割れが多く合格の可能性大

定時制の夜学は定員割れしているところが多いです。

(※定時制でも昼間の部は割と人気で定員オーバーのところもあるそうです。)

そのため名前さえ書けたら合格と言われるところも多数あります。

不登校児のもう一つの大きな進学先ではありますが…。

不登校の子どもたちは現在学校へ通えません。

定時制は毎日通う必要があるので避けている方が多いのでしょう。

高校は通ってみたい!全日制に行きたいけど無理っぽい…という場合には定時制はいいかもしれないです。

卒業するための出席日数についてですが、定時制夜学はかなりゆるいです。全日制の倍は欠席しても大丈夫なところが多いと思いますよ。

気になる方は説明会や電話などでこっそり聞いてみて下さい。

私は子供には知られたくなかったので、こっそり聞きました。欠席は4割ほどまで大丈夫だと言われました。

次男は定時制高校の工業科を希望

次男は、「大学へは行かない。勉強はしたくない。すぐに働く。」

ということで、工業系を希望しました。普通科より就職が有利になるとも言いますから。

また夫も溶接や土木、機械組み立てなどの仕事経験があり、興味もあったようです。

定時制高校は定員割れになるだろうとは予想できますが、もし定員以上の募集があれば不合格もありえます。

心配性な次男は勉強を始めることにしました。

中3の冬頃から、たまに学校に夜6時頃に行って、先生に少し教えてもらって帰ってくる。

それを入試頃まで週一ぐらいで先生が付き合ってくださいました。

主に数学でルートなど学校へ行っていないので習っていないところの基本を学習。

そして無事入試にも合格し、通い始めています。

※私立は受験していません。

壁を殴ったり暴言は志望高校が決まってから以降比較的安定

ゲームに負けたり、嫌なことがあれば壁を殴って穴を開けたり、死◯!などの暴言をゲーム中に声がかれるまで怒鳴り続けたりとありましたが、この進路が決まってから以降はかなりの落ち着きを見せました。

月1-2回程度。

もともと兄と同じ難しい大手塾に入り勉強していたこともあって、おそらくノー勉強でも合格できると思う定時制でもあったので、今後の自分がどうなるのか?その不安がかなり解消されたのだと思います。

今回はここまでで、次回は入試から定時制高校に通うまでを書きたいと思います。

この不登校関連の記事は

↓こちらからご覧になれます。

不登校は100人いれば、100パターンあります。

隠れた発達障害が不登校で見つかることなどが多いように思います。

まずは親だけでもいいので、どこか専門機関に相談することをおすすめしますよ

ただし、ひどい医者も多いようです。私が知っている方では4件目でようやくまともな医者に出会えたという話もありました。

次男について相談していたのは起立性調節障害と発達障害の専門医です。

長男がADHDと診断を受けています。(知能は高め、不登校経験無し、難関大学進学中)。

次男は診断拒否しています。

またそちらについても今後話を載せていきたいと思います。

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