もと不登校の次男、前回は休みつつなんとか高2に進級できそう!の記事からその後です。
前回の次男の実情報告のブログでは、定時制の単位、どれほど休んでいるか?などの記事。
高2の6月の今、長距離の自転車通学でまだ通えてるのか?
ポスティングのバイトはどうなったか?など。
高2現在、ほぼ毎日通学
友人ができ、高2は一日体調不良から休みましたが、それ以外は6月の今通っています。
遅刻もほとんどなく、「学校遠い、嫌だー」とたまにつぶやきますが、それでも毎日学校へ行ってます。
高1からの進歩は雨の日でもレインウェアを着て学校へ行くようになったこと。
高1ではほぼ100%雨の日は休んでいましたから。
友だちができた
通えるようになった理由は友だちができたから。これが最も大きいと思います。
休みの土曜日もよく友だちと出かけていて、楽しそう。
夜帰ってきてから、ゲームもクラスメイトとしているようです。
不登校時代は不特定のゲームにたまたま入っている人たち(野良といいます)としていました。
その頃は、一緒にする人が下手すぎたり、卑怯なゲームスタイルだったりといつも苛ついてて、怒鳴ったり、机を殴ったりも頻繁にありました。
でもリアルの友達なので、ゲームマナーも気軽に話せるし、意思疎通をはかりながらのゲームだと集団プレーもかなりやりやすいみたいです。
勉強に対する不安はない
今通っている定時制夜間の部では進学はほぼありません。
元不登校で全然勉強してきていない子や、勉強で落ちこぼれた不良がほぼ全員です。
元不登校が半分程度らしいです。
そのため英語は未だに簡単な単語と長所級の文法、数学は簡単な計算です。
内容は簡単すぎて特についていけないことはありません。
不登校になった中学時代は、通っていた中学は公立ですが優秀な子が多いと有名で、テストも難しくついていくだけでも大変でした。
長男の難関中高一貫校の先生ですら息子たちの通っていた中学の名前を知っているほど。
ですから、不登校の理由の一つに勉強が周りの子より劣っていると感じていたのもありそうでした。(長男も成績優秀)
今の定時制ではそんなプレッシャーも全然ありません。
ただ公立で定時制夜間で進学する生徒がほぼいないため、先生のやる気の無さもあると思うのですが、教え方がヒドイと文句は言ってます。
でもついていけないことはない。
英語は1年はアルファベットからで、今は簡単な単語(go、waitなど)と基礎文法、数学は簡単な計算みたいです。
工業系で実技が増えて楽しい
みんな就職なので、2年生からパソコンでタイピング等の授業、溶接の授業など実技が増えます。
パソコンのタイピングは次男は得意。
私が小学校から積極的にWordで作文を書くなど生活に取り入れていたので、指一本じゃなく普通のタイピングが出来ます。
また工業系の授業もそれなりに楽しいようです。
次男にとってはどれも座学より楽しいと思います。
バイトはやめました
ポスティングのバイトは梅雨はしたくないから5月で辞めると言ってたのですが、コロナでその5月もほぼなくなりました。
フリー冊子の配布だったのですが、大阪で「緊急事態宣言」がでたため店が開いていないので広告が減ったのだと思います。
給料は無事振り込まれていましたが、このフリーペーパーもコロナを無事持ちこたえられるのか…。
やめたので昼夜逆転はひどくなっています。
ですが、週末は日中に遊びに行くようになったので昨年の今頃よりはずっとマシだと思います。
同じ時期に不登校になった子たちのその後
ツイッターを通して不登校になった時期に話をしたくてたくさんの方と繋がりました。
今通えている子もいれば、通信制高校をやめてしまった子もいます。
現在も難しい子はやはり発達障害(特にASD系、LD系。ADHDは薬でよくなるので)や強迫性障害、起立性調節障害など何か重い症状を抱えている子たち。
意外といじめが原因の子は復帰しているような気がします。
気がするというのは子供が学校へ通うようになったらツイートが減って消えていくからです。
次男は不登校歴2年弱ですが、まず不登校になったその学年での復帰は少ない感じ。
中学生なら高校に入って段々通えるようになったというのが多い気がしますね。
高校の場合は通信制へ転向するパターンで、その後はまちまち。
楽しそうに通ってる子もいるし、ギリギリの子もいれば、それすらやめた子もいます。
比較的定時制高校を選んだこの方が通えています。定時制ですから不登校から毎日通うのは大変ですよね。
でも子供が自ら通信制じゃなく定時制を選んでるということは決意があったのかなと思います。
不登校が始まったらメンタルの回復が最優先
不登校が始まったら親は必死でいかせようとしますが、やめたほうがいいです。
それをするとどんどんメンタルが悪化します。
上記で述べたように、精神疾患を発症し、更にそれが重くなった場合社会復帰がどんどん遠のきます。
ですのでできるだけ直ぐに学校へ無理やり行かせず、家では笑顔で話せるような環境を目指すといいと思います。
追記:長男は大学をわずか一年で中退して就活中
次男が通えていますが、長男は大学をやめ家に戻ってきて就活しています。
一難去ってまた一難。
親業って大変ですね…。
大学中退のやり取りもブログで書いていますので気になったら読んでみてくださいね。
不登校系の話は↓こちら
長男の大学中退については大学~中退、その後について
↓こちらで記事一覧を見られます。
長男については就職活動の真っ只中でおいおいどうやって中退者が就活をしているかなどもこちらで書きたいと思います。