
2018.09.04、関西を直撃した大型台風21号。
我が家周辺も例に漏れずいろんな被害に遭いました。
今回は雨風による直接被害も大きかったのですが、あちこち停電がひどく続きました。
あったほうがいいもの、ストックしておいたほうがいいものを集め、項目ごとに実際の被害を紹介していきます。
雨風から家屋を守るもの
ロープ・ガムテームなど。
ロープは飛びそうなものを縛り付けとくと安心。
ガムテープは、窓が割れた時飛散しないように。

緑の養生テープがおすすめです。
引っ越しなどでよく使うのですが、糊の跡が残りにくくなっています。
ホームセンターで手に入りますよ。
実際の近所の被害
マンションでは多数の窓が割れました。
リビングの割れた窓が一番奥の玄関まで到達していたそうです。
網ガラスも網の目に沿って割れてしまっていました。
救急車を呼んでも来ない。
屋根やカーポートが吹き飛んでいました。
また近所のソーラーパネルが飛んできて車の窓にヒビが入ってしまったり、工場ではシャッターが割れていました。
市が、ブルーシートを無料配布していました。
(※住所が確認できるものを持参)

楽天でもガラスの交換をしてくれるショップが入っています。
うちの網入りガラスも交換しないといけないのですが、同じマンションの方の話では10万円以上したとのこと。
リビングなのでサイズが規格より大きく特注なのだそうです。
大変!
停電の時、明かりになるもの
ランタン・懐中電灯
(ろうそくは火事の予防のため避けたほうがいい)
ランタンもガス式ではなく、電池のほうが家で使うなら安心。

安いものなら1000円もしないですよ。
二個ぐらいあってもいいと思います。
ただ、最近では安い電池式より、ラジオとか手回し充電できたりする機能付きの多機能ランタンが人気かも。
楽天では手回しで充電できるタイプがレビューが最も多くなっていました。
停電の被害
台風の当日は当然閉店。さらに翌日も近所のスーパーはすべて停電で閉店してしまいました。
バスも動かず、車がない方はどうしようもなかったみたいです。
私は車を運転できるのでよかったです。
停電は1週間続いたところもありました。
9/4に台風ですが、今日の12日でもまだ停電しているところがあるそうです。
食料・水・カセットガスのコンロ
停電のときは冷蔵庫は食料の腐敗を防ぐため開けないほうがいいです。
(開けなかったら10時間はアイスクリームも溶けないそうです)
パンやお菓子など、まず常温で食べられるものは家においておいたほうがいいと思います。
水は
●飲水
●トイレや手洗い用の水
この二種類があるといいと思います。
また家にはウォータータンクをおいておくと安心。
今はコンパクトになるものがあって、じゃまにならないですよ。

うちはタンクを2つ置いてます。
カセットガスを使ってお湯が沸かせるコンロも停電時は重宝。
各ご家庭に卓上コンロは大抵あると思いますが、IHではなくガスボンベのカセットコンロでないと停電時使えないので注意してください。
うちは二種類用意しています。

家庭用のカセットコンロをアウトドアで使ったら、実際の所ちょっとした風でも全然お湯がわきません。
子供が小さい頃よくキャンプをしたのですが、カセットコンロではお湯がろくに沸かず、結局キャンプ用のツーバーナーを購入した経験があります。
風防が付いていて、アウトドアや庭などで使えるカセットコンロが便利ではありますね。
庭などでも使えます。
最大発熱量がポイント。
非常時に使う場合、2500ぐらいだとかなり弱いと思います。
今見たら(2018.09.12)、ランキングに風防付きが多数ランクインしていますね。
食料の被害
スーパーが開いても、物流が滞っているのでそれほど棚は充実していませんでした。
特にパンとお惣菜がない。
家庭が停電のため料理できないところが多数あり、また開いているスーパーも少なくその店に殺到したと思われます。
夫の会社では、弁当のサービスが当日に無理だと連絡があり、同僚はコンビニに買いに行きましたが、パンや惣菜、弁当などが全くなし。
昼食はお菓子を食べていたそうです。
情報収集ツールとバッテリー
今回はスマートフォンと次男のワンセグのガラケーが活躍しました。
テレビが見れなかったのですが、ワンセグのガラケーはテレビを見れたので助かりました。
またラジオも入らない田舎ですから、スマートフォンでニュース動画を視聴。
停電していたところではスマートフォンの充電がなくなるのでたまに付けては確認ということをしていたそうです。
うちでは夫が頻繁に出張するので、モバイルバッテリーは必需品。
↓最近のは薄くて小さいです。
2,019円 (税込 2,180 円)楽天
↑こちらは約4回分。
我が家のは古いです。2回分。
今はスマートフォンの充電ができるライトもあります。
↑防水式で、水の中につけられているライトの写真がありました。
またシガーソケットチャージャーもあれば安心。
うちの車にはずっと載っています。
遠出した時、車で充電することがたまにあるのでほんとに便利ですよ。
かなりの種類があります。
シガーソケットならガソリンがあれば、一応充電ができるようにはなっています。
実際の停電被害
今回の台風は停電の被害が特にひどかったです。
あちこちで電柱が倒れていました。
電気がとまれば、トイレもお風呂もガスコンロも全て動きません。
親戚の家に避難していらっしゃるところもありました。
ただ、うちの周辺では被害がスポット的な感じでした。
我が家は2秒ほど停電したかな?程度。
ですが、10分ほど歩いたところでは1週間近くの停電。
古い家が多い町並みのところが停電が多かったです。
新しい街は比較的被害が軽い気がしました。
現金は常に手元にある程度置いておく
停電でATMも動きません。
レジも当然動きませんが、現金で商品を渡しているところもあったそうです。
現金があれば、ある程度ものを買うことができます。
タンス預金も大切ですね。
その他注意すること
ガソリンは半分過ぎたら満タンにするようにしておく
ガソリンスタンドが半壊しているところを2件もみました。
車があれば台風さえ収まれば移動することができます。
またシガーソケットからスマホなどの充電もできますし、冷暖房付きの避難スペースとして使えます。
風が強いときは窓やドアを開けない!
ご近所さんで、台風真っ只中の時ドアを開けて閉まらなくなったご家庭がありました。
玄関の外でガタ!!ゴト!!と音がなっていたら確認したい気持ちはわかります。
ですが、台風中は決してドアや窓を開けてはいけません。
そのご家庭はなかなかドアを締めることができず、散々だったそうです。
長時間の停電時はブレーカーを落とす
急に復旧した時、電源ケーブルが水濡れしていたり、破損していた場合火事になることもあるそうです。
復旧の前に、水濡れや破損確認を必ずしたほうがいいです。
ベランダ・庭の植木鉢は室内へ
台風時、ベランダが洪水しました。
飛来物(葉っぱやゴミなど)で排水口が詰まってしまい、水が流れなくなってしまいました。
ベランダに植木鉢を出しっぱなしにしていたご家庭が多く、葉っぱがあちこちに飛んでいました。
今回はブロックですら転がる風でした。
私も今まで(40代後半)生きてきて、こんなに強い台風は初めてです。
ですが今の気象の変化から考えると今後もこの程度の台風が襲ってくると思います。
今回を教訓に、電柱なども強化してほしいと思います。
以上、先週襲った台風の被害や対策などについてでした。
※台風直後の詳しい被害状況などは
↓こちらの記事にも書いています。
↑この記事より詳しい被害状況となっています。
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